ストーリー

焼酎造りのリーダーを担う「杜氏」

    蔵人達のリーダーであり焼酎造りのエキスパート、それが杜氏です。
    2005年に入社後、みるみるうちに焼酎造りにのめり込み、その道を極めるべく2018年より杜氏となった大牟田杜氏にお話をうかがいました。

    小正醸造杜氏

    杜氏の役割は多岐に及び、原料選びに始まり原酒の製造や貯蔵まで、様々な工程に目を配り指揮しています。
    また、機械化の進んだ現代の焼酎造りにおいても、これまでに培った「経験」や「勘」が求められる場面もあります。

    台風直撃による停電で、10トンもの麹を蔵人総出でバケツリレーを行い仕込んだほろ苦い思い出、自身が提案した酒質が商品化され、美味しいと評価された瞬間など、様々な経験が今の杜氏の仕事に活かされていると言います。

    これらのような経験を重ねるのは決して造りの場だけではなく、サツマイモの生育の場である畑も同じです。
    蔵の師魂に使われるサツマイモを育てている契約農家、東馬場伸さんの畑で苗の植え付けや芋の収穫をお手伝いしたり、定期的に足を運び生育状況を見守ります。

    東馬場農場にて


    「蔵の師魂を手掛ける上で、東馬場さんも私達も原料への誇りとこだわり、愛情を持っています。」と話す大牟田杜氏。
    まさに生産農家さんと共に苦労や喜びを感じる事で生まれる想いです。

    蔵の師魂theGreen

    そんな大牟田杜氏が今、最もおすすめするのが「蔵の師魂The Green」
    最近のトレンドである香り系シリーズの第一歩であり、仕込み・発酵時の温度経過や蒸留方法など、様々な試行錯誤を繰り返し誕生した思い入れがある1本です。
    「濃いめの水割りの他、ソーダ割りにする事で独特の香りを最大限に引き出すことが出来ますよ。」と教えてくれました。

    蔵の師魂シリーズは、原料から造りへのこだわりと、杜氏や蔵人達の愛情から生み出されています。
    また、昔ながらの手造り仕込み木樽蒸留仕立てや、かめ壺貯蔵、原料完熟製法、酵母別製法など、工夫を凝らす事でお客様のニーズや、様々なシチュエーションに寄り添った焼酎造りを目指しています。
    「焼酎造りに携わる全ての人への感謝の気持ちを大切にしている。人の役に立てる焼酎造りをしたい。」と言う大牟田杜氏。
    蔵の師魂を手に取った時、そんな大牟田杜氏の想いを感じて頂けると嬉しいです。

    師魂蔵

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