「蔵の師魂」製品は、小正醸造が農家さんとの取り組みの中で「鹿児島の焼酎会社」としての伝統継承と焼酎造りへの想いの集大成として誕生したブランドです。

誕生の背景

■明治

小正市助

1883年(明治16年)、小正市助により創業。当時は原料に雑穀(粟、ひえ)を用いるのが一般的でしたが、市助はかたくなに米にこだわり、愚直に高品質の米焼酎を造りつづけました。

■昭和

メローコヅルの里

1957年(昭和32年)、二代目の嘉之助が、世界で初めて本格焼酎を樽で長期貯蔵させた「メローコヅル」を発売。今でこそ樽貯蔵は一つのジャンルとして確立していますが、物資も乏しい時代に贅沢にも米を使い、「労働者の安酒」と見られていた焼酎を樽に寝かせて付加価値を高める、という挑戦は、当時は嘲笑の的だったそうです。

■平成

東馬場農場の方々

1991年(平成3年)、三代目の芳史が東馬場伸さんとの出会いを機に、原料芋の契約栽培の取り組みを開始。2006年(平成18年)には生産農家さんの顔が100%見えるようになりました。

1998年(平成10年)、「蔵の師魂」発売。初代市助の原料と品質へのこだわり、二代目嘉之助の貯蔵技術、そして三代目芳史の農家との取り組みという、小正家三代の焼酎造りへの想いの集大成として、「蔵の師魂」は誕生しました。

■令和

令和に入り、四代目芳嗣や蔵人達にも先人が築き上げた製造技術や、生産農家様との強固な信頼関係は引き継がれ、更に旨いと言っていただける新たな焼酎造りへの挑戦に日々邁進しています。

笑顔のひととき
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